外房を活性化する各ジャンルのプロが登場!

インタビュー&コラム

外房人物館

氏原 一憲さん (オープンガーデン)

【インタビュー1-1】


庭を公開するオープンガーデン
で街の景観向上と活性化を。

氏原 一憲さん

パナホームガーデニング大賞
優秀賞受賞のガーデニスト
ウジハラ カズノリさん

個人の庭を公開して人を招き交流の輪を広げるという「オープンガーデン」の活動に取り組む氏原さんにお話をうかがいました。

オープンガーデン氏原さん

インタビュー


オープンガーデンの普及に期待。
「きれいですね」と言われるのが最高の喜び。

イギリスで庭の入場料を看護婦の年金の基金に充てたのが始まり

オープンガーデンとはどのような活動なのですか。

オープンガーデン 氏原一憲さん 茂原市

オープンガーデンとは、きれいに手入れされた個人の庭を公開するというもので、1927年、イギリスのナショナル・ガーデン・スキーム(NGS)という組織から始まりました。看護婦さんへ年金を支給するために基金を募ろうと考えた運営メンバーの一人が、600人あまりの庭のオーナーを説得して庭を公開してもらい、その入場料を基金にあてたのです。これが大成功しました。  

花を育てている方は人に見てもらうのがうれしいし、花が嫌いという方はあまりいないと思うんですよ。きれいな庭を見ると幸せな気持ちになります。

現在はたくさんのボランティアやイギリス王室の後援に支えられ、活動は拡大しています。この組織では、公開される庭の場所や日程をまとめた“イエローブック”と呼ばれる本を毎年1回発行しています。表紙が黄色いので名づけられた愛称ですが、本当の名前は「GARDENS OF ENGLAND AND WALES」といいます。

この本は世界的にも有名になりまして、他の国々にも大きな影響を与えています。日本でもずいぶん有名になりました。


行政のサポートがあると活動が広がりやすい

オープンガーデン 氏原一憲さん 茂原市 オープンガーデンの画像

日本でのオープンガーデンの活動はどのようなものなのでしょうか。

発祥したイギリスのオープンガーデンとは、少し状況が異なり、必ずしもチャリティーや基金などに結びつくとは限りません。

やり方はいろいろとありまして、行政が主体となってやる方法、企業が主体となってやる方法、NPOや市民のグループが主体となってやる方法と、大きくこの三つの方法に分けられます。

全国的には、行政主導という運営が多いように思います。グループだとそれ以上の運動に広がりにくいのですが、行政が活動の支援をしている場合には、オープンガーデンを利用して、街の景観を良くしようとか、街おこしといった大きな目的が設定できますので、活動が広がり、多くの参加者が期待できるといったメリットがあります。

ここ十年、いろいろな地域で盛んになっていまして、関東では千葉県流山市や埼玉県深谷市などが有名です。インターネットで「オープンガーデン」というキーワードで検索するとたくさんヒットしますので、機会があればぜひ見てください。
庭に植える花はどんなものでもいいんですよ。日本庭園だってかまいません。


インタビュー2

インタビュー3


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